子供の頃、よく負けず嫌いと言われていました。
大人になっても得意なことに関しては負けたくないって思いはありました。
何故負けず嫌いになってしまったのか?ですが、根本的に勝つ経験・・・自分が優位になれることが欲しかったんです。
私は子供の頃から何をやっても上手く出来なかったり出来ても遅いということが多く、成功体験もなかなか感じられませんでした。
何かで誰かに勝ったことすらない私は「一体なんだったら勝てるの?」、「自分が優位になれることが欲しい」って思うことが子供時代は特に多かったのです。
周りからも「こいつになら勝てる」みたいな風に見られていたのも大きく影響しています。
ドラえもんで言うとのび太君のような存在だった私はのび太君が泣くような話で終わってしまうのは凄く嫌でしたね・・・
勝ち負けにこだわったって仕方ないとか色々あるかもしれませんが、そういう問題ではなかったのです。
子供の頃がそんな感じだったので大人になっても「自分には優れていることが何もない」、「自分は何をやってもダメ」って劣等感が常にありました。
自分の得意なことであっても「自分が問題なく出来ることは皆、当たり前のように出来る」という思い込みが強く、なかなか「得意」とは言えませんでした。
例えば簡単な計算問題なんかは「こんな簡単な問題で間違えたら恥ずかしい」みたいな感覚でいたのです。
だからと言って逆の立場になった際、他人にそれを指摘するようなことはしませんでしたが・・・
今までの出会いから本当にそれが苦手だったら間違えることは多いでしょうし、ケアレミスは得意であってもあり得る話ということを見ていくうちにその思い込みは解消していきました。
しかし自分が得意であれば「自分にはこれしかないから負けたくない」みたいな感覚がありました。
得意なことが少ないからなおさらそう感じちゃうんですよね・・・
そうは言っても上には上がいる・・・自分自身もそこまで追いつかない→やっぱり自分には何もない_| ̄|○
というループはなかなか消えませんでした。
レイキやアクセスバーズをやるにつれ、そのループはだんだんと解消していきましたが、結果的にそうなってしまうのも自信がないからなんですよね。
で、自信がない→経験が乏しいから確信が持てないなので「自信持って」と言われても困る訳であって・・・
その解消と同時に「自分にはこんな良い面もある」と気付かせてくれるような方に出会うことが多くなり、今に至ります。
負けず嫌いになってしまう理由は育った環境等、他にもあるでしょうが、私の場合、成功体験の乏しさや自分が優位と思えることが見つけられなかった・・・それを否定していたのが反動だったのです。