The Space of Truth

自分なりの考え方等を綴っています。

越えて行けそうなのはきっと花付きの○をくれたあなたがいたから ・・・

新しい上司はど天然のオープニング曲より、ちょっと気になった歌詞がありました。


私自身、音楽にそれほど興味がなく、普段は歌詞自体もあまり気にしたことがなかったりします。


なのでこのオープニング曲も最初はそれほど意識していなかったのですが、よく聞いてみると「まさに2人のこと?」と思い始め、続きの歌詞をググったところ、プラネタリウムの広告の内容でとても印象に残ってしまいました。


ちなみに一番印象的な部分はオープニングでも流れる「見えるものはポケットに 見えないものは心に・・・」という部分だったのですが、ここは私の中で意味が思い付きませんでした。


ということでオープニング曲では流れないBメロの歌詞について・・・

 


>…萎えてしまうほど 憂鬱に慣れては 自分から×を 付ける癖がついた 
>越えて行けそうなのはきっと 花付きの○をくれた あなたがいたから

 


パワハラを受け、自己否定ばかりしていたが、それを乗り越えられるように思えるようになったのは自分を認めてくださった上司がいたからという感じでしょうか?


私の場合、物心ついた頃から生きづらく、自己否定ばかり・・・自分から×を付けること、多かったなって・・・


否定されたくはなかったけど、「こんな自分はダメだろう」と自分から否定を見付けてくるような人たちにフォーカスしがちでした。


社会人になり、花付きの○をくれるような上司や先輩に出会えるようになってからも自己否定している期間が長過ぎてなかなかそれを認めることが出来ませんでした。


「本当にそう思っているのか?」、「私に気を遣っているんじゃないか?」って・・・だから私には何人も必要でした。


なので転職するたびに何人もそのような上司や先輩に出会い、少しずつの積み重ねでそこを認められるようになったという感じでした。

 


ちなみに大人になってから本当に花付きの○をくれたことが一度だけあります。


それはかなり昔・・・OA講師のレクチャー練習の時でした。


当時、全くレクチャー出来ずにいたのですが、4度目のレクチャー練習の際、練習の成果が出たのか、初めてスムーズにレクチャーが出来たのです。


するとその時、担当してくださった講師から画面の書き込みや話し方のテンポ等、全体的に良かったと褒められ、「もう花丸です!」と画面に花丸を書いてくださったのです。


この時、ちょっと子供みたいで気恥ずかしさもありましたが、それまで全然出来ず、レクチャーで褒められることが初めてだったので嬉しさの方が大きかったかもしれません。

 


>仕草を思い出すだけで 行き帰りの道のりさえ 不思議と可笑しくなってきたこの頃です・・・


今の上司と接しているうちにだんだんと傷が癒え、過去のことは笑っちゃえるぐらいになってきたという感じでしょうか?

 

トラウマ的な出来事に直面するたびに楽しい出来事で終わり、解消されることが多いお話なのですが、このような実体験こそ、理想のトラウマ解消法なのかもしれません。

 


>ほら 側にいれたから 気付けた輝き 暗いとこでしか 出会えなかった
>消えるような ものじゃなく 勇気に変えてくれたよ
>またあなたに全てを 話したくなった ああ いつかは 僕だけの夜空(せかい)  見つけられるかな?

 


ふと目についた真っ暗な看板広告・・・よく見たら光が一粒・・・


暗闇にいたからこそ気付けた看板広告だったかもしれません。


その光は消えることなく、転職する勇気に変えてくれた・・・

 

転職後も上司の背中を見て勇気に変わったシーンもありました。


転職のきっかけとなった広告の話は単行本でも1巻の最後に書かれていましたが、その広告を作ったのが直属の上司だったというのが凄く運命を感じました。


夜空を「せかい」と読む部分も本当に素敵です。


この部分を改めて聴くと元気が出る部分、その後のメロディもすっかり気に入ってしまい、聞くたびに口ずさんでいた(口パクだけど・・・)時期がありました。

 


ちなみに「PLANETARIA」をリーディングしてみたところ、基盤、達成(ゴール)はクリエイティブを意味する数字、能力(才能)には加速、成長を意味する数字が入っていました。

 

才能の数字は触媒的エネルギー・・・桃瀬君と白崎主任も同じ数字が同じヶ所に入っていましたが、オープニング曲からも良い刺激になるようなエネルギーが入っていたのはびっくりでした。


もしこの曲のタイトルが「プラネタリア」ではなく「プラネタリウム」等、別のタイトル名であればまた違っていた訳であって・・・


この漫画のタイトルも仮に「ど天然」という部分が他の言葉だったら私自身、ここまで惹かれなかったかもしれません。


数年前、何気に目にした漫画ではあったのですが、アニメ化され、内容がますます魅力的で音楽までも心に残る歌詞で・・・本当に素敵なアニメに出会えたと改めて思います(▼-▼*)