The Space of Truth

自分なりの考え方等を綴っています。

魂年齢(ソウルエイジ)の特徴を知ることにより、過度な期待を抱きにくくなる

魂年齢(ソウルエイジ)のセミナーを受け、以前よりも知識を得ることが出来たのですが、それぞれの段階の特徴がある事を知っておくと人間関係に役立つと改めて感じます。


魂の段階には4つの段階があり、特徴としては下記のような感じです。

 


ベイビーソウル(幼少期)

・人間の年齢層では0~11歳位
・基本的な生きるすべを学ぶ段階
・一時期に1つのことしか取り組めない為、たくさんのステージを要する
・良い時は素直で寛大だが、悪い時は要求が多く、差別主義者
・自分と似たような人達といると心地良く感じるが、違うと心地悪くなる
・小さな村や町に住んでいたり、部族にいることが多い

 


ヤングソウル(青年期)
・人間の年齢層では12~24歳位
・色んな事を実現するために働いたり、作り出す能力が高い
・アクティブでチャレンジすることが多く、競争することに価値を感じる
・良い時は快活、独創的だが、悪い時は衝突、欲張り、乱暴
・過去生で海賊、侍、戦士だった時はこのステージが多い
・今世だと政治家や利益を求めるビジネスマン、アスリートがこのステージに多い

 


マチュアソウル(成熟期)
・人間の年齢層では25~45歳位
・どんどん繊細になっていき、自分や周りの人達についてより理解を持つようになる
・助けること、深いつながりに価値を感じる
・良い時は献身的、奉仕的だが、悪い時は不安定な感情になりやすい
・ベイビー、ヤングソウル時代に起こした行動のバランスを取る(カルマ解消)ため、手助けや教えることをするような仕事に就くことが多い
・ヒーラー、ティーチャー、ヘルパー、看護師等がこのステージに多い

 


オールドソウル(老齢期)
・人間の年齢層では46歳以上
・この段階になって来るとカルマが解消されてきて、他人よりも自分の内面に入っていく
・見ていることを好み、平和な人間関係にしか興味なく、競争したり、お金儲け的なことに興味を持たない
・正式に誰かに教えるより、ただお手本となる、高い在り方や行動の在り方等を示す
・良い時は賢く、辛抱強く、寛容だが、悪い時は退屈、配慮がない、怠惰
・スピリチュアル業界にはあまりいらっしゃらない

 

 

これらはチャートみたいにはっきり区分化されておらず、お互い、溶け込んでいる感じになっているので他のステージとブレンドされている時期もあります。

 

また、人間の年齢層と書きましたが、人間としての実年齢=魂年齢ではありませんし、魂年齢はあくまでおおよそであり、数字での年齢という発想はありません。


どのステージも良い面、悪い面はありますが、必ずしもすべてが当てはまっているとも限らないのでどのステージにいるか?の判断が難しいこともあるかもしれません。


しかしステージに当てはめることが出来なくても大体のステージの特徴を知っておけば「色んなステージの方がいるんだ」という感じに過度な期待を抱きにくくなります。


よくありがちなこととして誰かの行為を見て「どうしてあんなことが出来るの?自分では考えられない」と思ったり、自分が感じることは相手も同じ様に感じるだろうと期待してしまいがちです。


私もまさにそうでしたが、この知識を知ったことにより、割り切れるようになりました。

 


特に上手く行かない、理解できない関係は魂段階が異なる可能性があります。


例えば親がヤングソウルで子供がオールドソウルであれば価値感等が異なりますのでお互い理解するのは難しいです。


私が個人的に感じたのがアダルトチルドレンになりやすいのも親がヤングで子供がそこそこ成熟した段階(マチュア以上)である可能性が高そうです。


ヤングソウルは利益や競争に価値を持ちますが、オールドソウルは競争なんて時間の無駄と思ってしまうのでもうそこから考え方が異なります。


また、若い魂は成熟した魂と比べ、攻撃的、衝動的になりやすく、どういった結末がベストか?をじっくり考えることが難しかったりします。


このように書いてしまうとあまり良いイメージがないかもしれませんが、若い魂の頃は生きるすべを学んでいる最中であり、加害者側、被害者側の両方を経験し、そのやり取りの中で人の痛みを理解できるようになってくるのです。


現在、マチュア、オールドソウルのステージの段階にいる方達も過去生ではそのような時期があり、誰しも通る道です。

 


これは自分が生まれてからの成長と同じようなイメージです。


子供の頃は生きるためにあらゆる事を学びますが、大人になった今と比べると視野が狭く、感情のコントロールも弱かったりでトラブルになることも多かったかもしれません。


しかし大人になるにつれ、様々な出会いから視野が広まり、場数を踏んで自分にも余裕が出て来ます。


「若い頃は性格的にキツいところがあったけど、今では大分丸くなった」という話を聞くことがありますが、これも様々な経験を経て丸くなってきたのです。


もちろん子供の頃から穏やかだったり、争いごとが嫌いという方もいますが、元からの本質的な性格も関係しているかもしれません。


あるいは転生していくうちにだんだんと丸くなってきたということもあるかもしれません。

 

とはいえオールドだからと言って必ずしも落ち着いているとか感情のコントロールが出来ているとは限らず、本質的な性格や環境も関係あると思います。

 

なのでヤングであっても落ち着いていたり、感情のコントロールが上手い方もいらっしゃるかもしれません。


後、各ステージの前半だったり、ヤングからマチュアマチュアからオールドの移行段階であれば前のステージの特性が濃く出てしまうこともあるでしょう。


私もオールドソウルとは言われていてもマチュアからの移行段階であり、日本への転生もほぼ初めてで今のような複雑な社会にいることもあまりなかったようです。


その影響もあってか、オールドらしくない態度を取ってしまうこともよくありますが、これも年を取って経験を積むごとにだんだんと落ち着いてきた感じです。


逆に何度も転生している国や環境であれば過去生の記憶は残っていなくても魂の中で感覚的に覚えているはずなので慣れるのが早かったり、落ち着いていられたりというのはあると思います。

 

 

色んな段階があり、どの段階が良い悪い等のジャッジはしない方が良いとは言っても魂年齢的に差があれば分かり合うのが難しいと感じることは多いかもしれません。


同じマチュアの段階にいたとしても前半にいるか?後半にいるか?でも変わってくると思います。

 

特にマチュアとオールドは年齢幅が広いので全然違うと思います。


しかしヤングの方はたくさん働いてお金を稼いだり、作り出す能力も高いのでそれらの点でたくさん貢献しています。


マチュアの方もスピリチュアルに詳しかったり、モノを教えたり、人を癒したりと・・・ヤングとは違った形で貢献しています。


分かり合うことは難しくてもそれぞれの形で貢献され、助けられることもあるということを知っておけば見方も変わるかもしれません。