The Space of Truth

自分なりの考え方等を綴っています。

必死になって探すようなことはそれほど多くない?

タイトルの話、物質的なモノを探すとか特定の場所を探すとかではない、「探す」についての記事です。


その中でいくつか例を挙げると・・・
・自分探しの旅に出る
・趣味を探す
・休日の過ごし方を探す
・幸せを探す

 


まず自分探しの旅・・・これ、ちょっとよく分からないのですが、自己啓発とか旅行とか・・・探し方は色々あるのでしょうか???


ちょっと思い付いたのが過去にそのような理由から「一人で海外旅行に行ったけど早く帰りたかった」という話を聞いたことがあります。


大人しめな一匹狼でアクティブな感じではなかった・・・だからこそみたいな理由もあったのかもしれません。


とはいえ、自分探しの旅は「探す」ではなく「気付く」なのかな?って私は思います。


旅行であれば旅行の中で色々気付くことや感じたことがあればそれが自分を知るきっかけの1つになることはあるかもしれませんが、日程を単にこなすとかではなかなか気付かなかったりします。


結果的に思うような結果は得られなくても「一人で海外旅行に行ってみた」という経験こそが財産にはなるのでその点では無駄なことではなかったはずです。

 


趣味に関しては読書をすすめられることがよくありましたが、本こそたくさんあり過ぎて何読んで良いのかわからないのでもうそこで探す気が失せるんですよね・・・


これ、本に限らず、ドラマも映画も漫画もゲームも・・・何にでも言える話であり、そのようなくくりで探すとなおさら入りづらかったりします。


ちなみに私は流行だからという理由でそれらに飛びつくことはありませんし、勧められて貸してくれた漫画があってもいまいちでした。


やっぱりたまたま気になって目に付いたものを手にするのが一番ということをここ最近、つくづく感じます。


自分に必要なモノは引き寄せられるって言うか・・・全部が全部ではないのですが、その中から気に入ったストーリーを全部まとめると全体的に似たような境遇・・・精神的な部分に惹かれるんですよね・・・


そこから共感したり、勉強になることもあったりで・・・どれも自分にとって必要だったのです。

 


実はこの記事のネタも「新しい上司はど天然」より思い付いたネタだったりします。


仕事でアニメの勉強をしたい白崎主任がアニメ好きな金城君に色々聞いていたというシーンがあったのですが、アニメを見ない主任は「色々あり過ぎて何見て良いかわからない」という状況・・・


やっぱりそんな感じになりますよね・・・


そこは金城君も分かっており、「何かきっかけがあれば・・・」と、これもまさにそのとおりで「たまたま気になって読んでみたとかキャッチフレーズに惹かれた等、何らかのきっかけがあるからこそ入れるのでは?」って思うんですよね。

 


休日の過ごし方ですが、これこそ「新しい上司はど天然」のある休日エピソードを見ていて思い付いた大元のネタだったのです。


ベランダで黄色い鳥を見ていたら黄色い(実際は青い)鳥の本の話→探す→近所で美味しそうな料理が食べられるお店→近くの公園を散歩→ドングリ→野生のリス→眉毛スワンと・・・


「探す」をキーワードに連想ゲームのように進んでいたストーリーだったのですが、これ、相手がいたからこそ実現した休日の過ごし方でした。


主任がなんとなく「近所で美味しそうな料理が食べられるお店を探そう」と思えたきっかけが同居中の桃瀬君がいたので2人だったら楽しめそう・・・そんなイメージかと思います。


もし桃瀬君がいなければ休日は何となく過ごし、何も見付けることは出来なかった訳であって、そう考えると相手がいるって結構大きいのかもしれません。

 


このような過ごし方も充実した休日の過ごし方でしょうが、これも何気ない2人の会話から自然と導かれたという感じで、探そうと思って見つけた過ごし方ではありません。


探したのは「近所で美味しそうな料理が食べられる店」だけであり、それも必死になって探した感じもありません。

 


幸せを探す・・・これも探すようなことではないです。


本当に幸せな人は探さなくても今ある事で事足りている、満たされているという感じでしょうか?


しかしそこに気付けないからこそ、幸せ探しをするということもあると考えるとそう思う人たちにとっては必要なことかもしれません。

 

また、これも白崎主任が話していた黄色い鳥じゃなくて青い鳥という本より・・・


「幸せを探すために旅に出たが、結局、幸せはすぐそばにあった」とのことですが、やはりこれも必死になって探すようなことではないってことですよね・・・


しかしそこに気付くまでの過程として必要だった旅だったのかもしれません。


私はその本を読んだことがない?記憶にないだけかもしれませんが、タイトルはよく聞くけど、ドラマや本もある訳であって・・・


しかしここで話していたのは童話の話なようでした。

 


「探す」と言えば他にもツインレイとか美容院とかセラピストとか仕事とか住むところとか・・・色々ありますが、結果的に一生懸命探してもなかなか思うようには出会えないんですよね・・・


必死になるとエゴにもなってしまうのでなおさら難しくなってしまいます。


しかし人間関係が絡んでくるような「探す」は今の自分にとって必要な人が引き寄せられるって言うかなんて言うか・・・そんな感じがします。


物質的なモノであっても意外とすぐそばにあったとか、ある日、突然出てきたってこともありますし・・・


しかし青い鳥の本のように「探す」という過程を経たからこそ、気付けたということもあると思います。