The Space of Truth

自分なりの考え方等を綴っています。

質問にスムーズに答えられないのは天然でも話を聞いていない訳でもない

以前、WBC帰国後のインタビューのことがネットに出ていて質問にスムーズに答えられなかった選手に対し、「天然」とか「話を聞いていない」等のコメントがあったのですが、そう言う問題じゃないと思うんだけどね・・・と感じました。


ただでさえインタビューされれば緊張するでしょうし、長時間のフライトで疲れてもいるのですからなおさらですよ・・・


もっと言ってしまえば話を纏める時間も欲しいですよ・・・

 

 

今までの出会いでも「天然タイプ」とか「天然ボケ」と呼ばれていた方がいらっしゃり、私もそのように解釈されたこともありますが、私は「天然タイプ」も「天然ボケ」も存在しないと思っています。


本当に人前で話すことが得意な方、人前で緊張しない強心臓の方には理解できないかもしれませんが、質問にスムーズに答えられないのは天然でも話を聞いていない訳でもありません。

 

 

色々思い浮かび上がって何話そうか考えちゃって話を纏め切れていないうちに自分の番になっちゃうこともあります。


緊張等で頭の中が真っ白になって聞いた話が消えちゃって「あれ?何だったっけ?」となることだってあります。


ついつい別のことを考えちゃって上の空だったということもあります。

 


特に一度にたくさん質問されたり、想定外の突拍子もないことを質問されればなおさらそうなります。


私も同じ状況になれば「えっ、えっと・・・(もう少し話を纏める時間くれよ~(>_<))」って焦ったり、黙り込んじゃいます。


中には計算で天然ボケのようにふるまうことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、ほとんどはこれらの理由だと思います。

 


また、「えっと・・・」が多かったり、毎度のように「そうですね」で始まってしまうのも話すことがすぐに思い付かなかったり、緊張等から来ていることもあるので使いたくて使っているとは限りません。


実際、別の選手のヒーローインタビューでも毎度のように「そうですね」から始まっていた選手がいつの間にか「そうですね」が激減していたってこともあったので慣れもあります。