子供の頃、学校等で「自分が良いと思ったことを他人にもやってあげなさい」というような話を聞いたことがあると思います。
しかし大人になると「色んな方がいるから自分が良かれと思ったことを他人にしてあげてもそれがその方にとって良いとは限らない」という話をちらほら聞きます。
確かにこの話も理解できます。
だから人と接する際も色々と考えてしまい、人付き合いが面倒になってしまうということも珍しくないと思います。
しかし何年か前にいた職場で出会った先輩派遣さんの行動を見て「自分が良いと思ったことを他人にやってあげれば良い」で良いのでは?と思ったんです。
職場のトイレの洗面所が水でびしょびしょになっていたのですが、その先輩派遣さんはペーパーで拭いていたので「えら~い(*^^*)」と言ったら「だって自分がこうなっていたら嫌だから・・・」と言っていました。
それも自分が使う周りだけでなく洗面所の周りすべてだったのでそこまでやるなんて凄いって思ったんです。
自分が「この方、良いな」と思う方は一緒にいて居心地が良いですし、本来の自分でもあります。
であればまずは自分が良いと思ったことを他人にやってあげればそれで良いのです。
もし自分で良いと思ってやったことが相手にとって好ましくないということを知ったら別の方法で対応すれば良いのです。
あまり難しいことをああだこうだ考えずストレートに対応すれば波長の合う方が寄ってきます。
私は年上であろうが上司であろうが砕けた感じに接する方が本来のフレンドリーな性格が出て人間関係も上手くいきます。
若い頃は敬語が使えず、言葉遣いで注意されたこともあり、「これで良いのか?」と思い悩むこともありましたが、「どんな方と働きたいか?」、「どんな方と接したいか?」ということを考えればそのままで良いと思えるようになりました(*^^*)