The Space of Truth

自分なりの考え方等を綴っています。

どんな定型言葉でもしつこく使われたら不快になる

以前、オンラインで漢方薬局を利用したのですが、その担当の方はいつも話を聞く際、「なるほどなるほど」としか言わず、不快に感じたということがありました。


「なるほど」という言葉は目上の相手に使う言葉ではないとか相手に失礼という理由で使わない方が良い言葉のようですが、私はそれで不快に感じた訳ではありません。


「なるほど」としか返していただけないから「人の話、聞いてるの?」と感じてしまったのです。

 


同じ言葉をしつこいぐらいに使われるとちょっと気になったり不快になることもあると思います。


それは「なるほど」に限らず「そうですね」であろうと「えっと・・・」であろうと「そうか」であろうと「凄い!」であろうとどんな言葉でもそうです。


もっと言ってしまえば揚げ足取られることもあります。

 


しかしいずれの言葉も適度に使うぐらいであれば全く問題ないと私は思っています。


特に「そうですね・・・」や「えっと・・・」から始める方は気を落ち着かせるためとかに使うということはあると思います。


実際、オンラインでOA講師養成講座を学んでいた際、「『えっと・・・』が多い」と指摘されていた方が多かったのですが、毎度、枕詞のように使っている方はいらっしゃらなく、寧ろ、まったく使わないよりは自然で雰囲気的に良いのでは?と思っていました。


また、このようなこともあります。

「あの」や「えっと」が多い人は話し下手なんでしょうか - ことばの疑問 - ことば研究館

 


これらのことは定型言葉だけでなく、オウム返しにも言えることです。


ずっとオウム返しされたらどうでしょう?


実際、会話の際に何度もオウム返しされたことがあったのですが、何だか自分が恥ずかしく感じてしまいました(-_-;)

 


とはいえ、何度も同じ言葉を繰り返されたり、オウム返しされることも一概に責められなかったりします。


理由としては・・・


ボキャブラリが少なく、つい同じ言葉で反応してしまう
余計なことは言わない方が良い
相手の話をさえぎらないため

 


私もボキャブラリが少なく、失言してしまうことがあるのでつい同じ言葉で反応してしまうことはありますが、言葉が思いつかないのであればいくつかの定型言葉を交互に使うってのも一つの手かもしれませんね。