The Space of Truth

自分なりの考え方等を綴っています。

本当に「自信」という言葉を理解し、体現できている方は「自信」という言葉は使いません

私は学生時代から先生に「もっと自分に自信を持ちなさい」と言われることがあり、大人になっても言われることがよくありました。


しかし私にその言葉は響きませんでした。


普段からなんとなく使われる言葉ですが、「自信を持つ」という意味がよく分からなかったのです。


自信とは自分を信じるとも聞きますが、それでも自分の中に落とし込むことはできませんでした。

 


そんな訳でだんだんと「自信を持ちなさい」と言ってくる方は本当に「自信を持つ」という言葉の意味を分かって言っているのだろうか?って思うようになりました。


そもそも本当に自信のある方は自信云々言わないのでは?と・・・

 


そして最近、その私の違和感は間違っていないということを知りました。


最近、目にした話で「本当に『自信』という言葉を理解できていたら『自信』という言葉はなくなる、『自信』という単語が出てくる時点ではまだ本当の意味で理解できていない」という内容でした。


私自身、以前からなんとなくそう思っていたのでこの話には非常に共感できました。


「自信」という言葉に限らず他の言葉にも言えることですが、本当にその言葉の意味を理解し、体現できている方はその言葉をむやみに使うことはしないような気がするのです。


ボキャブラリ的に思いつかず、そのような言葉を使ってしまうということは私もありますが、便利な言葉は本来の意味と違った方向に行くこともあるのでむやみに使うのは要注意なのかな?と私は思います。

 


私も昔に比べ大分余裕が出てきたので当時、「自信を持ちなさい」と言って来た方と再会したら「自分に自信が持てるようになってきた」と思うかもしれませんが、やはり自分で「自信」という言葉を使うのには抵抗を感じます。


あえて「自信」という言葉を使うのであれば「根拠のない自信」が増えてきたという感じでしょうか?


しかし私の中では成長するにつれ色々な経験を経て、知識も増えてきたからこそ、「何とかなるだろう」という余裕が出てきて本来の自分が出せるようになったという感じですね。