The Space of Truth

自分なりの考え方等を綴っています。

感謝の言葉よりも「自分がどうされると嬉しいか?」で行動した方が素敵

以前、私が意見を言うとすぐ批判してくる上司がいたのですが、その上司はいつも口癖のように「ありがとうございます」と口にする方でした。


しかし私の中では感謝の言葉よりも私の意見を否定することを止めてほしいという気持ちが強かったのです。


この上司が普段、どういう気持ちで感謝の言葉を口にしていたのか?の本心はわかりませんが、私には定型的に使っている感じがしてあまり良い印象を感じませんでした。


たまに自然な感情で伝えていると感じることもありましたが、どちらかというと定型的な印象が強かったのです。

 


感謝の言葉を口にする方が好印象とか波動が上がるという話をよく聞きますが、どうしても私には信じられませんでした。


それは心の底から感謝を伝えたいという時・・・自然に出た時の話では?と・・・


よく感謝の言葉を口にする方は子供の頃から厳しく躾けられたのかもしれませんし、印象を良くするために口にしていることもありますし、感謝の言葉を口にすれば幸運が舞い込んでくるからという理由で口にしていることもあります。


いずれの場合であっても形式的な感謝の言葉では響きません。


前回、書きましたが、感謝の言葉は最高の言霊であってもエネルギーが乗っかりますので形式的に感謝の言葉を使用しているのであればそのエネルギーも乗っかってしまいます。


寧ろ、自分の気持ちを無視して使用しているのであれば自分が辛くなり、良い方に好転することはありません。


普段から「ありがとう」が言える方は素敵とはよく聞きますが、感謝の言葉よりも「自分がどうされると嬉しいか?」を考えて自然と行動出来る方が素敵と私は思います。