何らかの理由で「ありがとう」という言葉が嫌いという方もいらっしゃるかと思います。
私も「ありがとう」という言葉はあまり好きではありません。
学生の頃、場面緘黙症の可能性もあった私は「ありがとう」という言葉も言えませんでした。
他にも照れ臭くて言えなかったという理由もあります。
当然ながら「ありがとうは?」とか「ありがとうも言ってくれない」等、非難され、そこから来るトラウマも過去にはありました。
躾のように言われたり非難されるとなおさら言いたくなくなってしまうんですよね・・・
それだけでなく何だかすっごく冷たいかもしれませんが、その中には「別に頼んでもいないのに何故、言わなければいけないの?」と思うケースもあったのです。
精神世界でも「ありがとう」は最高の言霊的な話にも違和感を感じていた中、テレビで「感謝の言葉は自然と湧き出るもの」という話を聞き、「そう言えばそうかも?」と共感しました。
感謝したい場面になったら自然と言いたくなるという感覚ですね。
自然と湧き出た感謝の言葉であれば素敵なエネルギーが乗っかり、自然な笑顔も出るのでお互い、気持ちが良くなります。
感謝の言葉は最高の言霊と言われていても、そこにはエネルギーが乗っかりますので感謝する気分じゃないにも関わらず無理に感謝してしまうと負のエネルギーが伝わってしまいます。
不機嫌そうに「ありがとう」と言われたら自分まで気分が悪くなったという経験、ありませんか?
ましてや最高の言霊であれば「とりあえず『ありがとう』と言っておけば良い」という感じで使うような言葉ではないと私は思うのです。
そもそも「ありがとう」という言葉が本当に最高の言霊かどうかの真実は何とも言えませんが、本当に最高の言霊であったとしてもそこに執着してしまっては波動が上がるどころか逆効果になります。
また、「ありがとう」よりも「うれしい」を使った方が強い印象を与え、より感情がわかりやすく伝わります。
「ありがとう」より「うれしい」を使う
確かに私も何でもかんでも「ありがとう」を使われるよりうれしい時は「うれしい」と伝えていただいた方がわかりやすいと感じたのでこの記事にはとても共感出来ました。
「うれしい」に限らず、自分の感情を正直に伝えるという意味では「ありがとう」にこだわる必要はないと私は思います。
そもそも「ありがとう」という言葉にこだわっているからこそ、嫌いとか苦手意識を感じることがあるのでは?と・・・
波動が高いとか最高の言霊だから使うよりも「自分だったらどんな言葉が嬉しいか?」で良いのではないでしょうか?
「ありがとう」という言葉に抵抗があっても「うれしい」等、正直な気持ちを伝えることが出来るのであればそれもアリだと私は思います。
もっと言ってしまえば感謝は言葉だけで伝えて来るとは限りません。
そこに執着していると別のかたちで感謝を伝えていることがあっても気付きにくくなります。
言葉でなくても何かやってくれたり、プレゼントという形で感謝の気持ちを伝えたり・・・ということもあります。
「ありがとう」の言葉にこだわらず、色々な形での感謝の仕方があって良いのではないでしょうか?
ただどんなかたちで感謝の気持ちを伝えられると嬉しいか?は人それぞれなのでやっぱり言葉で伝えてくれるのが一番嬉しいという方もいらっしゃいます。
「ありがとう」を言ってくれないことに不満を持ってしまっている方は感謝に関する学びのために「ありがとう」を言ってこない方が引き寄せられているのかもしれません。
逆に言わない側にも何らかの学びは出て来ます。
感謝に関してどのような学びが自分に当てはまっているか?についてはそれぞれでしょうが、別のかたちで感謝を伝えて来ることもあるということを知っていればそれほど執着にならないのかな?と思います。