私もブログ記事に書きますが、最近では「苦手なことはやらなくて良い」的な話を目にすることが多くなりました。
しかしそうは言っても結局は苦手なこともやる羽目になる・・・厳密にはやらざるを得ない事もあったりします。
実際、「苦手なことはやらなくて良い」と伝えている本人も表記の仕方はそれぞれでも結局は苦手なこともやる的な話も別途記事にしているんですよね・・・
ってことは完全に逃げることが出来ないということもあるって解釈になってもおかしくはないですよね。
たとえば精神世界の仕事をしているセラピストであれば経理関係とかメールの返信とかの事務処理がつきものですが、その事務処理が苦手という方が多いようです。
本当に事務処理が苦痛であれば事務が得意な方や代行サービス等に頼る手もありますが、金銭的な都合で頼れないとか頼るまでの工程が面倒だったりで渋々自分でやってしまうということもあります。
また、誰かに頼るとなると「どこまでお願いするか?」も明確に考えておいた方がスムーズなのでそれまでは自分でやった方が良いということだってあります。
頼ることが出来る方法はあっても頼れるような環境でないこともあります。
あるいは何だかんだ言って自分でやった方が楽ということもあるかもしれません。
私の感覚では本人にとって本当に必要なことであればメインのことをしているうちにいつの間にかその苦手なことも払拭できるようになっていくような気がします。
言葉で書くと苦痛に感じることには変わりないかもですが、メインのことは問題なくこなしていたとしても「苦手なことでもやらなければいけない・・・」という感覚でいるうちは苦手というフォーカスに行ってしまうのでいつまでも苦手意識は払拭できません。
最初はしんどかったけど慣れてしまえば平気になったというかなんて言うか・・・そんなイメージと感じています。
私も年末調整等の書類を書くのが苦手で、毎年のように書き方を問い合わせたりで苦痛に感じていたのですが、記入後にコピーを取っておき、毎年、そのとおりに書けば良いということをするようになり、今ではそれほど苦痛に感じなくなりました。
「基本は何でも自分でやるべき」という話も確かにそうではあるのですが、すべての苦手なことが自分にとって本当に必要とは限らないのでどうしても無理であればその方法を使わない、外部を頼るのもアリと私は思います。