The Space of Truth

自分なりの考え方等を綴っています。

身近な方が亡くなって泣けないことはおかしいことではない

私も親戚等、身近な方が亡くなってもほとんど泣くことが出来ません。


自分のペットが亡くなった時は涙が出ましたが、それ以外は別に親しくない、特別お世話になったわけではないからというのが一番の理由だったりしますが・・・


しかし私にとって死は引っ越し等、何らかの理由で疎遠になってしまうのと同じ感覚とも感じるのでそれも理由の一つかもしれません。

 


ちなみに本当に身近過ぎると泣けないこともあるようです。


私の母は小学校低学年のうちに父親(私にとってはおじいちゃん)を病気で亡くしています。


元から身体が弱く、自分の命は長くないということがわかっていたのか、非常に優しく、何か悪いことをしても決して怒ることもなく、本当に可愛がられていたので母にとっては大好きな存在だったようです。


しかし亡くなった際、母は涙が出なかったそうです。


自分の頭の中で状況が追い付かなかったようです。

 


よく親よりも先に亡くなるなんて親不孝という言葉をたまに聞きますが、そんなことはありません。


自分の使命を全うしてしまえば親よりも先に亡くなることはあります。


そのようなことがあった方には申し訳ない話ですが、特に若いうちに交通事故等で亡くなったという方は魂が最初からその計画だった可能性があります。

 


前に「子供の頃、死はおめでたいという認識だったようで、何故泣いているのかわからなかった」というような記事を見掛けたことがあるのですが、今となってはとても納得できる話と感じました。


とはいえ、その辺の知識を知っていると本音を言えば傷付けてしまう、伝え方が難しいことでもあったりします。