The Space of Truth

自分なりの考え方等を綴っています。

漢方も合う合わないがあります

私は半年前ぐらいまでアトピー治療で漢方を飲んでいましたが、漢方でも合う合わないがあります。


今回は3年前に首のアトピーが再発し、漢方治療した時の話をさせていただきます。

 


アトピーにはステロイドやプロトピックの治療が多いですが、これらの薬の悪影響を嫌というほど聞かされてしまったので最初は別の塗り薬の選択をしましたが、効果はありませんでした。


その後、一度はプロトピックを塗ることにしたのですが、やはり薬の悪影響の恐怖感が払拭できなかったため、塗らないと炎症が出て来てしまったり、塗っていないヶ所まで炎症が出たりと悪循環が続いたので漢方のみで治療することにしました。


皮膚科の先生は漢方に詳しい方が多くないのか、処方された漢方では効果を感じず、保険の利かない漢方薬局を利用することになりました。


しかし漢方薬局からの処方でも最初は良くても薬を変えた途端、悪化してしまったり、なかなか効果を感じなかったりで1年ほど転々としていました。


最初は炎症を落ち着かせるために冷やす漢方の錠剤を処方され、かなり早い段階で改善したのですが、温める薬に変更した途端、梅雨時でじめじめしていた季節だったのも手伝ってか悪化してしまいました。


この時、漢方の塗り薬も処方され、最初は良かったものの、悪化していた時には余計悪化してしまい、とても続けられなくなってしまいました。


結果的に皮膚科でも同じ漢方を処方できたのでそこで最初の漢方を処方していただき、一旦は落ち着きました。


しかし皮膚が丈夫でない状況なのでちょっとした刺激で痒みや炎症を起こしがちで、去年の夏前あたりからは首からの浸出液がなかなか止まらずで途方に暮れていました。

 


こんな状況の中、新たにお世話になった漢方薬局で初めて煎じ漢方を処方されたのですが、浸出液は治まったものの、階段を下りると足ががくがくしてしまうという副作用がおき、最初は飲む量を半分にしたぐらいでした。


その後、菌を便で排出するような煎じ漢方を1日おきに飲むことになったのですが、この漢方を飲む日はお腹がゴロゴロ鳴り出し腹痛→トイレに駆け込むという症状に・・・_| ̄|○


下痢までは行かなくてもお腹壊した時のような感覚が1日1回から数回とだんだんと増えて行ったので在宅勤務でいつでもトイレに行ける環境が不幸中の幸いでした。


便秘でもない私がこんな作用のある薬なんて飲んだらお腹ゴロゴロになるのもおかしいことではないんですよね。


ただ同じ作用のある粉薬の時は全く問題なかったので相当刺激が強過ぎたようです。

 


ちょうどこの頃、ライオンズゲートの時期でもあったのでその影響もあったのか、味付けに敏感になってしまい、夕食に普段問題なく食べていた一部のおかずや白飯が食べられなくなりました。


今まで感じたことなかったけど、これがライオンズゲートの不調なのだろうか???とも感じました。


それと同時に漢方を煎じるだけで気持ち悪くなってしまい、もう煎じ漢方を飲むのは無理だと完全に止めてしまいました。


元から煎じ漢方はめちゃくちゃまずかったので飲むのも辛く、足のがくがくも以前よりは減ったものの、まだがくがくすることもある訳であって・・・


しかし錠剤、粉薬で効果を感じにくかったのでもう煎じ漢方しかないと高い金払って渋々飲むことにしていたにも関わらず、「これでダメだったら一体、どう治療すりゃ良いんだよ!!!」って・・・


猛暑も手伝ってか飲まなければ飲まないで身体全体に痒みが襲って来るし・・・。゜(゜´Д`゜)゜。


どうやらここまで体調不良になったのも「もう無理するな」っていう強制終了だったのかもしれません。

 


ということで再度相談し、別のアプローチで菌を排出する粉薬で治療することになりました。


この漢方薬局の薬剤師の方もアトピー経験者ということで私の辛い症状はとても理解していただけ、無理なことは勧めて来ませんでした。


煎じ漢方を止めた途端、足のがくがくもなくなったのでやはり私には合わなかったようです。

 


やはり夏の暑い間はなかなか効果を感じづらかったのですが、涼しくなり、皮膚を丈夫にする粉薬を飲むようになった途端、みるみる回復するようになり、数ヶ月飲んだ後、やっと漢方からおさらばになりました\(^o^)/


一日でも早くこの漢方を飲みたかったのですが、その前に炎症や痒みを止める必要があったのでなかなか処方していただけずでした。


ちなみにこの粉薬は皮膚科では手に入らず、漢方薬局でないと手に入らない漢方だったのですが、皮膚の他、粘膜を強くするので風邪や花粉症等にも良い漢方なので冬の時期はまた飲もうかと思っているぐらいです。

 


漢方は煎じ漢方が一番効果的という話をよく聞きますが、ダイレクトに効き過ぎたりすることもあるので粉薬が合う方もいらっしゃるようです。


それ以前に漢方薬局も薬剤師によって処方の仕方がそれぞれですし、考え方も違うので合う合わないがあります。


飲み薬は1種類ずつしか出さない考えだったり、保湿は大事とのことで保湿も勧める薬剤師もいらっしゃいました。


漢方の塗り薬も脂っこいこともあってか、弱っている皮膚に塗ると余計、皮膚がもろくなってしまう感じがしました。


私の場合、何も塗らないが一番なのかもしれません。

 


最終的にはやはり治療する本人が無理と感じることは勧めないようなところでお世話になるのが一番だと私は思います。


最後にお世話になっていた薬剤師さんも「本人が辛いと感じることは無理に続けさせても治療は上手く行かない」という考えでした。


さらに気付いたのが合わない病院や薬局は対応に不誠実さを感じたり、その場にいるだけで何故かイライラしてしまうということもあったのでもうその時点でどこでお世話になるか?を決めても良いのかもしれません。


そもそも病気の治療でお世話になる場は雰囲気が良いという場所はなかなかなかったりもしますが・・・


なので決断が難しいこともありますが、あまりに違和感が出てしまうのであれば自分には合わない可能性が高いので早めに離れるのが正解です。


最後にお世話になった漢方薬局もお店に入る度にあまり良い雰囲気はなかったので良くなったら即終了を決めていましたが、オンライン対応が多かったことや薬剤師さんが理解ある方だったのが救いでした。

 


ちなみに私のアトピーはそれほど重度ではなく、かなりの長期間、常にステロイド等を使っていたわけではないので漢方でも治療は出来ましたが、薬の使い方や普段の生活等によっては誰しも合う治療法とは限りません。