The Space of Truth

自分なりの考え方等を綴っています。

過去の嫌な出来事やトラウマは物語風に書いてみることで解消される

タイトルの件、ちょっと信じられないかもしれないのですが、本当の話です。


私自身、ずっとトラウマだった過去の出来事等をある日、物語のように書き始めたらそのトラウマが自然と解消していったということがあったのです。


1年ほど前も小学校の頃からずっと嫌いだった子の要素と今の私の考えの要素を取り入れていたら長年、誤解していたことが解消されたということもありました。


これはノベルセラピーというらしいですが、私がその言葉を知ったのは比較的最近で全く知らずに書いていました。


しかもトラウマを解消したい等すら意識せず、「こういう人間関係にいたら心地良いだろうな」、「過去の自分に私だったらこう声を掛けてあげたい」と思うようなお話を書いてみたくなり、ちょっとした趣味みたいな感じで書き続けていたのです。


その中で少しずつ自分の負の要素とか過去の出来事とかを少しずつ取り入れ、何度か書いているうちに解消されて行ったのです。


普通の吐き出し日記とかでも何度も書いているうちに解消されることはありますが、物語を作ることにより、現実世界から離れ、楽しんで書けたりします。


書いているうちに涙が出て来たり、気付きを感じることもあります。


書けば捨てない限りは残るので後で読み返すことも出来ます。

 

 

私が書くことが好きだったからこそ、効果あったのでしょうが、もしトラウマ解消したいけど誰のセッションを受けどんなセッションを受けて良いかわからないとお悩みの方は一度試してみてはいかがでしょうか?


無料で出来ますし、誰にも見せる必要もありません。


なので売っている本のように正しい言葉遣いや文法とか文章の上手い下手も一切気にせず、自分なりにしっくりくる表現を使って良いんです。


登場人物だって自分そのままで出す必要もありません。


学校の宿題でも仕事で提出する書類でもないので締め切りなんてありませんし、書きたいときに自分のペースで書いて良いんです。


とにかく何も気にせず思い切って好きなように楽しんで書く、これに尽きます。

 


最初はそのトラウマなことを思い出したり、そのトラウマの言葉を書くこと自体、勇気がいることもあると思います。


なのでトラウマ関係は一旦、横に置いておいて、自分が「こんな現実だったら嬉しいかな?」と思うような物語を書くという方向性でちょっと遊びみたいな感じで書き、少しずつトラウマ的負の要素を取り入れるのがコツかもしれません。


即効性はあまりないかもしれませんが、書いているうちにいつの間にか解消され、そのうち笑い話のようになっていくかもしれません。


もちろん笑い話にまでする必要はありませんが、解消されるだけでも不快な思い起こしが減るので文章を書いたりお話を作ることが好きな方にこの方法はおススメです。


「話すことは放すこと」とは言いますが、書くことでも放すことはできます。

 

ちなみに私の書き方は全く自己流であり、本物のノベルセラピーとは違いますのでちゃんとした方法で取り組みたいのであればノベルセラピーの講座を受けることをおススメします。