The Space of Truth

自分なりの考え方等を綴っています。

無理に褒める必要はない

褒められると嬉しいと思う方は多いと思います。


私も誰かに褒められると嬉しいです(*^^*)


しかし誰かに褒めるってなかなか難しいこととも感じます。


褒めることが苦手な方も普段から褒められ慣れていないという点でどう褒めて良いのかわからないというのはあります。

 


OA講師を通信でしていた頃、本部の方から「褒めるがない」という指摘をされたことがあります。


当時、メル友だった方にそれを伝えたら「無理して褒める必要はないと思う。中には褒めると怒られることもある」とあったのです。


その当時は「褒めることによりやる気を出させる」という方針が本部側であったので何かしら褒めないと・・・と思っていたのです。


でも講師をしている1時間~1時間半の間で褒めてあげられるような事柄が毎度のようにあるとは限らないんですよね・・・

 


けど実体験を元に気付いたんです。


無理して褒められてもどう反応して良いのかわからないのです。


寧ろわざとらしいというかなんていうか・・・


言葉だけでコミュニケーションを取っている訳ではないのですから無理に褒めたって形だけと気付いてしまうモノです。


なので褒める点がないのであれば無理して褒める必要はなく、自然に褒め言葉が出てきたときのみで良いのです。

 


また、褒められると照れ臭い、不快に感じると思う方もいらっしゃいます。


このような方は褒められ慣れていなかったり、受け取ることが苦手等あるかもしれません。

お世話になっているケアマネージャーさんを変えたくない場合

最近あった介護関係のことについてシェアしたいと思います。


お世話になっているケアマネージャーさんが転職してしまうと担当が変わるということがあります。


しかし今のケアマネさんは信頼できる方なのでできれば変わってほしくないということもあると思います。


確かにケアマネさんが変わってしまうとまた一から関係を築かないとなりませんし、信頼できるケアマネさんであれば変わってほしくないですよね・・・

 


私の家でもつい最近、お世話になっているケアマネさんが転職するために、変わることになったという話がありました。


母もケアマネさんのことは非常に話しやすく、信頼していましたし、事業所の方からも評判の良いケアマネさんだったので変えたくありませんでした。


しかし、そのケアマネさんを紹介をしていただいた市の包括センターに頼んだら変わらずに済みました(*^^*)

 


以前、ケアマネとして独立する場合はそのまま継続できる可能性は高いけど、転職で別の事業所でケアマネをする場合は無理という話を目にしていたのですが、これは関係なかったようです。


もちろんケアマネ以外の仕事に転職されるのであれば継続は出来ませんが・・・


転職以前に合わないケアマネさんに当たったら変えることが出来るようにケアマネさんの事業所が変わっても継続は可能なのです。

 


ケアマネさんを変えたくない、もしくは変更してほしいという場合、住んでいる市区町村の介護保険課、もしくは地域包括支援センターに伝えれば対応してくださります。


そのケアマネさんの事務所に伝える方が手間は掛からないかもしれませんが、ケアマネさんを依頼する際、まずは住んでいる市区町村の包括センター等に相談し、紹介が行くと思いますのでその点で市の包括センター等に伝えた方が確実です。

 

趣味といえる趣味がなくても良い

ストレス発散のためにも何か趣味を持つと良いという話を聞きます。


しかし趣味がない方にとっては悩みますよね・・・

 


私も趣味と言えるような趣味はありません。


でも別になければないで良いのかな?と思っています。


そもそも趣味は見つけようと思って見つけるようなものでもない気がするのです。


一見、趣味と言えるようなことではなくても普段何気なくしていることで自分で好きだったり、やっていて心地良ければそれで良いのでは?と思います。

 


例えば私はスイーツやお菓子、ファーストフード等で新商品が出たら試しに買っているのですが、これって趣味とは言いにくいですよね?


しかし試しに買ってみてそれを味わうことに満足しています。


もちろんいまいちの商品もありますが、それを含めて楽しんでいるという感じです。


そもそも実際に買って食べてみないとわからないのですから・・・

 

 

他にもこのようなことだって自分が満足すれば良いんです。


家でボーっと過ごす、ゴロゴロする
仕事
勉強
資格を取ること
掃除等の家事
貯金
少しでも安いお店やポイントがたまる日を狙ってモノを買う
考え事(妄想?)

 

 

「もっと楽しい趣味を持ったら?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、本人が満足であればわざわざ趣味と言えるような趣味を持つ必要はないのです。


家でボーっとしたり、ゴロゴロするのだって自分が休まればそれで良いのでは?と思います。

 


仕事や家事なんて日常生活の延長戦で休んだ気がしないのでは?と思うかもしれませんが、本当に満足しているのであればそれもアリではないでしょうか?


ましてや自分の好きなことが仕事だなんて最高じゃないですか?

 


資格も「資格マニアにならないように・・・」とか「資格を取っただけで満足するな」等ありますが、資格を取ることにより達成感を感じたり、勉強にもなるので本人が満足すればそれで良いのではないでしょうか?


私だって趣味のように資格を取っていたことありますが、別に取得した資格をすべて生かせなくたって良いのではないでしょうか?

 


貯金等も「お金に執着しているのでは?」と思うかもしれませんが、その過程を楽しんでいるという点を考えれば全然アリです。


私もポイントがたまる日や安くなる日を狙ってモノを買うこと、結構ありますが、それも楽しみの一つと考えています。

 


考え事も思考を使うのであまり良いイメージはないかもしれませんが、考えているうちに楽しくなってしまうということもあります。

 

 

今挙げたことは一見、趣味に見えなそうなでもその人にとっては立派な趣味と取れます。

 


他にも「ダムを見に行くことが趣味」という方もいらっしゃいますが、これもダムに興味のない方やダムに対して恐怖心を持っている方にとっては「?」という感じですよね?


しかしダムが好きな方からすれば「ダムを見ると落ち着く」、「水の流れる音を聞くのが良い」等、本人にしかわからない良さや楽しさがあるのです。

 

 

逆に趣味という趣味を持っていても人によっては否定的に感じてしまうこともあるのですから趣味という趣味を持っていようがいまいが関係ないんですよね。


例えばゲームとか読書とかインドアな趣味を持っている方は「暗い」とか「もっと外に出た方が良い」とイメージしてしまう方もいらっしゃいます。

 


しかし本人がそれで楽しければ全く問題ないのです。

 

特にゲームは別の意味(勉強しない、リセットできる等)でも良くないと思われがちですが、そんなことはありません。


私自身、ゲームのストーリーやセリフで人生勉強になるようなことがありました。


活字が苦手で本を読まない私にとってはゲームの方が頭に入りやすかったのです。


もっと言ってしまえば人生はRPGのゲームみたいなものですから・・・


どんな趣味でも好きなことであろうと本人が楽しめたり満足すればそれで十分なのです。

 

嫌いなことや苦手なことも好きになったり得意になることはある

私は物心ついた頃から嫌いなことや苦手なことが人一倍多く、誰かの手伝いがないとできないこともたくさんありました。


しかしその中でも好きになったり平気になったということはいくつかあります。

 

 

その中で「文章を書く」というのも苦手の一つでしたが、今では色々書いてます。


それも原稿用紙でいうと数枚・・・長くて10枚近く書いていたということもあります。


学生時代は国語の文章問題なんかも記述式はほぼ白紙でしたし、感想文とか作文とかの宿題が出ても何を書いて良いのかわからず、そのたびに母に書いてもらっていたぐらいでした。


何故書くことができなかったか?は単純に興味がなかったんです。


文章問題を解くにせよ、文章を読むことに興味が持てず、解答できなかったんです。


作文の課題も興味が持てないので書けなかったんです。

 

 

その点、自分でブログを書くとなると自分の好きなことや興味あることを書くことができます。


自分のペースで書くこともできるので納得いくまで考えながら書けます。


自分が好きなことや興味があることであればスラスラと書け、自然と楽しくなっちゃったりします。

 

 

もう1つ書けなかった理由は公表する恥ずかしさです。


私自身、「〇〇が好き」等を公表すること自体、「どう思われるだろう?」と周りの目が怖かったので自分の文章を公表することなんてもっての外だったのです。


正直、今でも自分の文章を公表するって恥ずかしいって思うことはあります。

 


しかし同じような悩み持っている方は私だけではないはず。


自己満足かもしれないけど、そのような方へ何かのお役に立てるのでは?という気持ちで書かせていただいています。

 

 

よく「克服」という言葉が使われますが、これは「努力」と同じで無理に好きになろう、得意にさせようというイメージがあるので私は好きではありません。


そうではなく、「いつの間にか出来るようになっていた」、「いつの間にか楽しんでいた」の方が自然だと思うのです。

 


私も自然と文章を書くことに対し、楽しめるようになったという感じでしょうか・・・


私の場合、人にモノを教えることが好きという点でなおさら好きになったのかもしれません。

 

 

今回は「文章を書くこと」で例えましたが、これ、何事にも言えます。


例えば学校の美術の時間に絵を描くことが苦手だったとしても、プライベートで絵を描くのは得意という方もいらっしゃるので学校の成績とプライベートはイコールとは限りません。

 


もっと言ってしまえば風景画を描くことは苦手だけど、漫画のような絵を描くのは得意という感じに得意な分野もそれぞれなのでどの分野も得意とは限らないんですよね。


特定の分野の中でも一部分が好きだったり得意であればそれで十分なのかな?と思います。

 

苦手なことが多いからこそ苦手な方の気持ちを理解できる幅が広い

私は物心ついた頃から苦手なことやモノ、できないことが人一倍多いです。


特に表現力を要することや手先を要すること、そして運動神経もゼロだったのでこれらを強制的に学ぶ環境だった学校は牢獄のようなものでした。


他にもマルチタスク(話を聞きながらメモを取る等)ができなかったり、頭ではわかってても言葉のあやが人一倍多かったり・・・これでもかっ!ってほどあります(;^_^A
だから生きづらかったというのは言うまでもありません。

 

 

しかしその反面、同じことが苦手だったり、できなかったりする時の悔しさやら悲しさやら・・・そういう気持ちを理解できる幅が人一倍広いということが私の長所かもしれません。


特にみんながスムーズにできるのに自分一人だけできないという悔しさや悲しさは本当に共感できます。

 

 

例えば話すことが苦手であれば話すことが得意な方からしてみれば・・・


何故苦手なのか?
これが自分にとっての自然だから得意とか苦手とか考えたことがない
考えすぎ
昔苦手だったけど、克服してしまったのでその時どういう気持ちだったか忘れてしまった

等、なかなか理解しづらい点があると思います。

 


もちろんその人本人ではないので理解できないのは仕方のない話かもしれません。


確かに私も自分が得意なことに関しては「何故苦手なのか?」は理解に苦しむところがあったりします。


また、過去に同じような悩みがあったとしても全く同じという訳ではないのでどう思うかもそれぞれだと思います。

 

 

しかし苦手な方にしてみればどうしても気になってしまうんですよね・・・


何故気になってしまうかって?


それは「苦手なことは克服するべき」等と教育されているからです。


だからこそ無意識にそれが頭の中にあり、苦手なことがある自分はダメな人間等とセルフイメージが下がってしまうのです。

 

 

苦手なことがあることはそんなにいけないことでしょうか?


中には病気や障害が関係してできないという方だっていらっしゃいます。


しかし病気や障害だからという目線で見てしまうことこそ、差別になってしまうのでは?と私は思います。

 


実は病気や障害を持っている方は病人とか障碍者と思われることが一番嫌がることだったりします。


年配の方に席を譲る際、「年寄り扱いするな!」と不快に思う方がいらっしゃるのと同じようなことです。

 

 

誰だって苦手なことや嫌いなことはあるはずです。


病気とか障害関係なしに苦手なことは得意な方に任せ、得意なことは苦手な方に提供するという世の中こそ、誰もが生きやすい世の中になっていくのではないかと私は思います。

 


もちろん苦手なことを克服するという考えもアリです。


自分の苦手なモノの中のある一つのことが今世の使命と直結しているという場合もあると思います。


ただ全員が全員その特定のことができるようになる必要はないので「将来役立つから」とか「苦手でも克服しなさい」とむやみに他人に押し付ける必要はないのです。

 


何故なら苦手なことは本人にとって興味がない、必要ないという場合がほとんどだからです。


私もこのことを知り、大分気持ちが楽になりました。

 

 

例えばExcelが苦手だとします。


Excelは便利なので使えた方が良いに越したことはありませんが、Excelを使用しないと困るようなことがない限り、使えなくても生活に支障は出ませんよね?


Excelでなくたって他に代用できるような手段があればその方法で作業すれば良いのですから・・・

 


ちなみに事務系の仕事だとExcelは必須スキルと思われがちですが、そんなことはありません。


専用端末への入力やPCを使わない事務だってありますし、Wordオペレーターという仕事だってあります。


Excelが出来ないから事務職にありつけないなんてことはないんです。

 

 

もう一つ例えると役員等のリーダー的な仕事が苦手だとします。


一度はリーダー的な仕事も経験しておいた方が良いという話も聞いたことありますが、皆が皆、リーダー的な仕事に就くとは限りません。


確かにリーダー的な仕事は人をまとめる大変さとか色々ありますが、やりがいを感じたりお給料も上がったりとメリットはあります。

 


しかし自分はどちらかというと誰かのサポートをする方が得意という方、普段の仕事でも十分に楽しいという方だっていらっしゃいます。


であればやりたくない方に無理にやらせる必要はないのです。

 


例えば学校の班長やPTAの役員も「やらない人はずるい」等あるそうですが、無理にやらせてもお互いに不満が募るだけです。


であればリーダー的な仕事は得意な方、やりたい方にお願いした方がより良い方法や斬新なアイデアが思いつきやすいです。

 

 

本当に必要ないとかの判断は実際にやってみて「心地良くなるか?」、「もしかするとできそうだからやってみようか?」、「何かわからないけどちょっとやってみたい」等、「何かプラスな感情を感じるか?」なのかな?と思います。

 


タイミングもありますので今は「もう2度とやりたくない!」と思うようなことでもある程度月日が経てば「やってみようかな?」と再び思い、いつの間にかできるようになったということもあります。