よく「良いティーチャーさんを選ぶコツ」、「こういうセラピストからは受けない方が良い」的な話を目にします。
例えばこんな感じに・・・
・レイキの伝授は10年以上伝授を経験しているティーチャーから受けること
・フワフワ系ではなく、地に足がついている方
・健康的で表情から幸せそうに見える方
・料金が高額過ぎるところは避けた方が良い
・他のセラピストやメソッドの批判をする方は避けた方が良い
・どこかに属している方は避けた方が良い
このようなことを目にしてしまうとすべての条件が揃っているティーチャーやセラピストを血眼になって探してしまうということもあるでしょう。
確かにそのとおりな部分もあるでしょうが、考え方の違いもあるので正解も不正解もなかったりします。
例えばレイキティーチャーも「10年以上伝授を経験している」とあると確かに安心はできるでしょうが、裏を返せば経験の浅いティーチャーさんの経験を摘み取ってしまうような発言にも聞こえます。
正論をハッキリさせたい方であればバッサリ批判するセラピストを選ぶのもアリだと思います。
過去に個人でやっているセラピストのところに行ってみたが、ちょっと怪しいと感じたり、トラブルがあったのであれば今度はどこかに属しているセラピストを選ぶのもアリだと思います。
私の経験上、特に一番下の条件はある程度、知識を持っている方、セッション等を受けた経験がないと見極めは難しいと思います。
高額なところも内容的に本当に見合っていることもあるかもしれませんが、見極めは難しいと思うので少なくともあまりに見掛けないぐらい高額(例:1時間のセッションが10万円等)なところも避けた方が良いでしょう。
しかしそんな中、ここ数年で気付いたのが、どんなティーチャーやセラピストを選ぼうと今の自分の状態等によって必要というか、マッチした方に出会うということです。
このマッチというのは100%マッチしている訳ではなく、自分と似た部分があるとか、ネガティブな部分がマッチしてしまうということもあります。
そこから気付きを得るとか全体的なやり取りを通して学びがあるとか、はたまたお試しというかテスト・・・そんな感じでしょうか?
そこに気付くまでにはジプシーみたいになってしまうこともあるかもしれませんが、それもすべて必要な出会いだったのです。
ティーチャーであってもいくら名が知れていようと、知識が豊富だろうと、実力があろうとちょっと違和感が出てしまったり、イメージと違うと感じることもあるでしょう。
セラピストも毎回ベストな状態でセッションしているとも限らず、本調子でない時に当たってしまうということもあるかもしれません。
それらも何らかの学びが含まれているでしょうが、相性もあると思います。
私も今まで様々なティーチャーやセラピストさんにお世話になりましたが、まず最初の頃にお世話になったティーチャーさんは今の自分では絶対選ばないでしょう。
しかし当時の私に必要な目的があったからこそ、選んだのです。
その為にはどうしてもレイキが必要だった、アクセスバーズも必要だった・・・
私が継続的にお世話になっていたところは必要なテクニックを学ぶという点では問題ない環境ではあったのですが、やり取りしていて何らかの不快を感じることが多かったのです。
出会った当時は特に不快はなくても接しているうちに感じるようになった、あるいはセルフヒーリングしている最中に気付きを得てティーチャーさんと合わなくなるということもあると思うので学びが終わったら疎遠になることは特別おかしな話ではありません。
そんな訳で最初のうちは最低限「自分が悩んでいる症状に効果あるか?」、「学びの目的にヒットしているか?」位で十分なのかもしれません。
それプラス、現時点で譲れない部分は妥協しない、明らかに合わなそうと感じるティーチャーやセラピストは選ばないぐらいでしょうか?
例えば場所も家から通える範囲が良いとか、料金も高過ぎないところとか・・・
場所や料金で決めない方が良いという意見もありますが、それぞれ許容範囲があると思いますのでそこで妥協してしまう位であれば現時点では選ばない方が良いです。
合う合わないは一度では判断できないかもしれませんが、やり取りしていてどうしても耐えられないぐらいの違和感を持ったらすぐに離れれば良いのです。
とはいえ、それも難しかったりするんですよね・・・
特にレイキやアクセスバーズのような比較的名の知れたメソッドは当たりはずれ多いですし、その中で自分に合うところって美容院探すのと同じような感じです。
私も他のサロンに行っても「やっぱりいつものところの方が・・・」となってしまい、続くことはありませんでした。
当初はレイキやアクセスバーズしか眼中にない、他を知らないからこそ検索のしようがなく、それ以外は考えられなかったのです。
そんな感じだったのでこれらから抜け出すまでも時間掛かりましたし、だからこそここ数年、お世話になったティーチャーさんも昔の自分では選びようがない・・・辿り着かなかったでしょう。
元からもう少しスピリチュアルの世界を知りたいと思っても難しい話は理解できないし、その頃はどんなセミナーが良いかすらもわからなかったので検索のしようもなかったのです。
どんなティーチャーやセラピストであっても何らかの違和感を持ったり、もう必要なことは学んだと感じたら離れるぐらいの方が良い方向に進みやすいということをここ数年で感じました。
これはyoutubeやブログ等にも同じことが言えます。
もっと言ってしまえば私はよくありがちなスピリチュアルな内容に否定的な考え・・・「実は間違っている」という話の方が興味あります。
しかしそれだけに偏らない方が良いとも思うので気になった情報があればセミナーを受けることもありますが、情報源がどんな方であってもしっくりくる内容だけ信じています。
いずれにしろ、当時の自分にとってはすべて必要だったからこそ、出会った訳であり、そこに後悔はありません。
だからティーチャーやセラピスト選びに失敗はない・・・これ、何事にも言えることですが、あなたにとって必要な学びからの出会い、今の自分に繋がっているのです。