The Space of Truth

自分なりの考え方等を綴っています。

上下関係よりも対等な関係を・・・

学生時代、学年が1つ違うだけで先輩と呼んだり呼ばれることに違和感がありました。


先輩後輩関係なしに「さん」付けした方が上下関係を感じさせず、人間関係的にも平和になるのでは?って・・・


大人になって仕事をするようになれば役職を付けて呼ぶような環境がない限り、親子ぐらい年が離れていようが「さん」付けになります。


そもそも上下関係なんてあるからこそ上の立場にいれば先輩らしくしないととか、舐められないようにしないという思いから怖い存在になってしまうような気がするのです。


下の立場でも先輩や先生に恐れを感じたり・・・そこから人間関係が嫌になってしまうことだってあります。

 


学生時代に先輩から嫌がらせを受けた経験はありませんが、「先輩(年上)に対してはきちんとした態度で接するべき」、「気に入られないといじめられる」というような恐怖を煽ってくる同級生や先生が一番許せませんでした。


今思えば恐怖を煽ってくる側も上下関係的な恐怖を信じていたからこそのことだったのかもしれませんが、そのような環境が嫌であれば自分達の代で断ち切るべきではないか?と私は思います。


恐怖を煽ってコントロールなんて悪趣味ですよ・・・


・・・ってもちろん趣味のつもりでそのような対応をしている訳ではないでしょうが、少なくとももっと別の方向で考えた方がお互いに良いのでは?と思います。

 


それから言葉遣いも丁寧過ぎず砕け過ぎずのですます調位で十分ではないかと思います。


それも年上、先輩には敬語、年下、後輩にはタメ口等と区別するのではなく、どんな立場であっても同じ言葉遣いをした方が良いような気がします。


さすがに家族等の近い存在であればそこまで気遣う必要はなく、あくまで仕事等の公の場での話ですが・・・


一見、丁寧な言葉遣いに感じても二重敬語だったりと正しい言葉遣いが出来る方はそれほど多くないという点でもあまり無理しても意味ないと言うか・・・丁寧過ぎる必要はないのかな?と私は思います。


もっと言ってしまえば丁寧過ぎると誤解を招いたり、馬鹿にしたように聞こえることもあってかえって相手を傷付けてしまうこともあります。


学校の先生も生徒にはタメ口、呼び捨てということが多いですが、これも「ですます調」、「さん付け」にした方が社会に出た際も違和感が減るのかな?とか思ったりします。


学生の頃、普段、生徒を呼び捨てで呼んでいる先生がお偉いさんが来るからってことでその時だけ「さん付け、君付け」していたなんてことありましたが、これ、教育上、良くないですよ・・・


このようなこともあると先生への信頼感も減ってしまうのでその点でも生徒への言葉の掛け方は考えた方が良いのでは?と思います。