The Space of Truth

自分なりの考え方等を綴っています。

身体的理由であまり働けず、将来に不安を抱えている方は「どのような生活をしていきたいか?」です

重い病気や身体が不自由等で自分で稼ぐことが出来ない家族がいらっしゃると将来の不安を抱えてしまいがちです。


近所で息子さんが難病で1日短時間しか働けず、職場まで車で送り迎えされているようで、親としては「自分たちがいなくなったら・・・」と心配されていたそうです。


確かに一人で通勤できないとなると一人での生活は難しいかもしれません。


収入面でも身体が不自由であっても生活できるぐらいに稼げる方もいらっしゃいますが、現実的にほとんどの方は生活できるほどの収入を得ることは難しいです。


こういう時、いくら周りが「心配しなくても大丈夫だよ」と言っても家族としてはなかなか不安は拭えないと思うのでどう返すのが良いか?は難しいところです。


特に同じような立場の家族がいない方からの言葉はなかなか響きにくいものです。

 


同じような立場として、今は介護制度も色々あるので制度を利用し、「どのような生活をしていきたいか?」を考えるのがベストなのかな?って思います。


本人がどれぐらい生活で困っているか?にもよりますが、身内に頼れる存在がいなければヘルパーを利用しながら暮らすとか、施設に入居するとか手段はあります。


私の父も難病なので頼れる制度は使っていますが、家での介護が難しくなってしまえば施設に入居になると思います。


やはり家で介護するより、設備の整った施設で暮らす方が安全面でも良いということは私自身、感じていますが、最終的に本人が選ぶことでもあるので介護出来るうちは家で介護しているというような状況です。


入居となると費用が結構掛かるところが多いですが、家での介護が難しくなるとお金の問題ではなくなってくるようです。


貯金が底を尽きる頃、亡くなったという方もいらっしゃいますので最終的にお金のことは何とかなるようになっているのかもしれません。

 


生まれつきでもそうでなくても身体が不自由とか難病にかかってしまうという方はそのストーリーが学びになっているのかもしれません。


例えば「周りに頼ること」とか「健康のありがたみ」とか「身体が不自由であっても一人で生活するというチャレンジ」とか・・・


あるいは一緒にいる家族を学ばせるために生まれて来ているということもあるかもしれません。


その辺は人によって異なるので自分がどれに当てはまっているか?は何とも言えません。