The Space of Truth

自分なりの考え方等を綴っています。

言い訳と解釈するのは相手の受け取り方次第

よく「言い訳するな!」という言葉を聞きますが、何でもかんでも「言い訳」という言葉でシャットダウンするなんてあまりに冷たいのでは?と思ってしまいます。


ちなみに職場で何でもかんでも「言い訳するな!」とシャットダウンする言動はパワハラになる可能性があるようです。


言い訳について検索してみると「言い訳か理由(あるいは説明)」の違いという言葉が出て来ますが、実際のところ、これらの線引きはそれぞれであり、相手の受け取り方次第なのでは?と私は思います。


何を言っても言い訳で解釈されてしまうということが続けばまっとうな理由があっても「どうせまた言い訳って解釈されるだろう」と思い、本音を言えなくなってしまいます。


最悪、そこから人間関係が悪化する可能性もあります。

 


たとえば待ち合わせ場所に遅刻してしまった場合、理由を説明したら「言い訳するな!」と言われたとします。


謝罪や反省の言葉を先に言ってくれれば等、思う方もいらっしゃいますが、私だったらたとえ不純な理由であろうと「何故そうなったか?」という理由が欲しいです。


交通機関が遅れていたのかもしれません
何らかのトラブルに巻き込まれてしまったのかもしれません
寝坊してしまったのかもしれません
道に迷ってしまったのかもしれません

 


上の2つの場合、いつどうなるかわからないのでどうにもならない理由ですが、「何があっても良いように早めに家を出てください」と理不尽なことを言ってしまう方もいらっしゃるようです。


寝坊と聞くと不純な理由でしょうが、そういうこともあるのではないでしょうか?


あまりに日常茶飯事、寝坊してしまうのであれば話は別ですが、残業が多かったり日々、仕事で疲れていてつい寝過ごした可能性だってあります。


道に迷うのも事前に道順を確認すれば済む話でしょうが、道順が複雑で分かりにくかったり、方向音痴な方であれば仕方のない話です。

 

私も地図を見ることが苦手で道に迷いやすいタイプです(-_-;)

 


もっと言ってしまえばどんな理由を伝えようと「言い訳するな!」という側の方こそ、責任を取ることを避け、作業者に責任を押し付けようと傾向にあります。


まず相手の理由を聞かないということは聞くことが面倒とか言ったところでどうにもならない等、あるでしょうが、結局は責任を取りたくないという理由もあるかもしれません。


たとえば元から迷いやすい道順であればもう少し分かりやすい道順を伝えておくことだってできるはずです。