The Space of Truth

自分なりの考え方等を綴っています。

行動や性格を改めて欲しいとき、「あなたのためを思って」と言ってくる方は自分の考えの押し付けから来ています

よく相手の行動や性格を改めさせたい時に「あなたのためを思って」と言ってくる方がいらっしゃいます。


しかし残念ながら本当にそう思って言っているということはそう多くなく、ほとんどが自分の考えの押し付けから来ています。


特に大人しく、自分の意見を言えないタイプはその被害者になりやすいので困ったものです。


変な話、いじめのようなものだと思います。


大体、他人の将来を心配する暇あったら自分の将来の心配でもしてろって思いますよ・・・

 

 

中には本当に相手のためを思って言っていることもあるでしょうが、よく考えるとそのような言い方をする自体、自分の考えの押し付けと思うようになりました。


もし本当に相手のためを思っているのであれば相手の考えを尊重するというか・・・もう少し別の対応をすると思うのです。


言うとしたらアイメッセージ的に「自分は○○だからこうしている」というような感じでしょうし、余計なことは言わない・・・黙って距離を置くということもあるでしょう。

 


もっと言ってしまえばこのような言い方は相手にとても失礼です。


いくら相手を改めようとしつっこく指摘したってそう簡単に相手は変わりません。


別の記事でも書きましたが、そのようなことは本人が自分で気付くことであり、言葉よりも感じ取って気付くことだからです。

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他人に指摘されること自体、面白くないというのもあるのですが、それ以前に相手の行動や性格は他人の指摘で改善できるようなことではないのであまり意味がないと思うのです。


また、「自分で気付かないと自分のためにならない」という話も聞きますが、自分のためとかの問題ではなく、自分で気付かないと解決できないことなのです。


もっと言ってしまえば誰かの指摘では変に考え過ぎてしまったり、誤解を招きやすいので自分で気付いて「どうするか?」を考えた方が本人も納得が行きます。


残念ながら指摘されても気付かないことの方が多いでしょうが、その時は距離を置いて必要以上にかかわらないで良いのです。

 


言われた側の立場で「あなたのためを思って・・・」、「自分で気付かないと自分のためにならない」的なことを言ってきたのであれば勘違いも甚だしい・・・失礼な話なので無視で良いです。


その後どうするか?はあなたが決めて良いのです。


ただ相手が「その対応は止めて欲しい」と言ってきたのであればその方の前では止めてあげましょう。