The Space of Truth

自分なりの考え方等を綴っています。

田舎暮らしに憧れない私

スターシードやオールドソウルは都会より自然の多い田舎暮らしに憧れる方が多いですが、私は田舎暮らしに憧れを抱いたことは一度もありません。


とにかく田舎暮らしの良さが全くわからないのです。


小学校1,2年生の頃、夏休みに2週間ほど、母の実家に預けられたことがあったのですが、本当に何もなく、行くところと言ったら畑ぐらいしかなく、つまらなかったという嫌な記憶しか残っていないのです。


電車が単線で数時間に1本しかなく、バスも1日数本なので最寄りの駅からタクシー、もしくは迎えに来てもらわないと行けないぐらいのところにあります。


家の周りもお店というようなお店はなく、少し離れたところにちょっと買い物できるコンビニらしきところが1件あるという感じでしょうか・・・


簡単に言ってしまえば車がないと住めないようなところです。


遊ぶところと言ったら川ぐらいしかなく、自然が苦手な私としては楽しいと思える環境ではなかったのです。


自然が苦手と言っても離れたところから景色を見たりするのは平気なのですが、川に入ったり、虫や草花に触れることが苦手なのです。


虫はともかくお花も苦手と聞くと普通じゃないと思うかもしれませんが、私は植物恐怖症で草花を素手で触れることが出来ないのです。

 


今住んでいるところは都会過ぎず、田舎過ぎずではありますが、駅やスーパー、公的機関も徒歩10分圏内にあるので特段、不便さを感じません。


停電になっても近くに病院や鉄道があるおかげでいつも比較的早く復旧します。


ただ便利ところに住んでいることもあってか、近くのアパートの家賃は高めだったりします(-_-;)


6歳まで住んでいたところはもう少し都会でしたが、いずれも家の近くにあり、生活で困るようなことはありませんでした。

 


そんな感じで今まで車が必要なく、便利なところに住み慣れており、いざ田舎暮らしとなるととても耐えられなさそうなのです。


ツリーハウスやログハウスには憧れますが、そこにいざ住むとなるとちょっと・・・となります。


田舎暮らしに憧れを持っている方も本当に自給自足に楽しみを感じたり、本当に自然が好きな方でないと暮らすのは難しいと思います。


たまに田舎の景色を見たり、たまに行くからこそ、憧れや新鮮味を感じやすくなるのです。


いざ住むとなるとまた別問題です。

 


また、ちょっと現実的な考えかもしれませんが、いくら車の運転が出来る方であってもある程度年を取ってしまうと目や耳等が悪くなり、車の免許も返納することになります。


そうなってしまうと近くに電車やバス等、他に移動手段がないと色々と不便です。


とはいえ、あまり都会過ぎても賑やか過ぎたりで合わないので都会過ぎず、田舎過ぎず、車がなくても生活に困らないぐらいのところが理想です。


都会過ぎなくても大抵のところは少し離れていることはあっても生活に必要なお店や公的機関は揃っていますし、災害が起きてもライフラインが早く復旧できます。

 


人間関係的に見ると田舎は閉鎖的で陰湿とか噂もすぐに広がってしまうというネガティブな印象が強いですが、その反面、収穫物を分け合ったり困っている時に助け合えるポジティブな話も聞きます。


この辺は自分がどう思っているか?で引き寄せられるでしょうが、この点でもネガティブさが勝ってしまう私としては向いていないと感じるのです。

 


以前、自然に憧れて田舎暮らしする方は自然にとっては大迷惑という話を聞いたのですが、「そう言われてみればそうだ!」と感じました。


車でガソリン使えば空気が悪くなりますし、何か建てれば森林伐採につながるので寧ろ、自然を壊していることになります。


自然は自然のままが美しいですよね。


私の場合、もしかすると今まで広々した田舎な文化での転生が多かった影響から、都会の方が新鮮味を感じるのかもしれません。

 

 

あくまで田舎暮らしに慣れていない私の目線での話なので長年、住んでいる方から見ればそれほど不便を感じていない等、思うかもしれません。


たとえばスーパー等が近くになくても買い忘れたものがあった時はお隣さんに借りるとか、病院が近くになくても近所の方が車で連れて行ってくれたり・・・一見、不便なことはあっても何かあったら助け合える環境だったりすれば困ることはないかもしれません。