The Space of Truth

自分なりの考え方等を綴っています。

チャネリングはどんなに有能でも100%正確ではないとは言うが、受け取る側も100%正確に受け取れるとは限らない

どんなに素晴らしいサイキックな方や霊能者であっても100%正確なチャネリングができる方はいません。


長くチャネリングしていても多少のエゴが入ることもあるようですが、このエゴをなくしても正確さは95%ぐらいなようです。


人間が自分の言語を使い、言語化することにより、フィルタが掛かるのです。


言語自体がゆがめられてしまっているので感覚を正確に表現することは言葉では無理とのことでした。


どんなに素晴らしいサイキックな方でトランス状態に入れる霊能者がいたとしても言語を使っているので言語でゆがめられてしまいます。

 


また、私はチャネラー側だけでなくチャネリングを受け取る側も「どんな意図で伝えているか?」を100%正確に受け取れるとは限らないとも思っています。


チャネラー側も受け取る側もそれぞれ人によって言葉の意味や解釈の仕方が異なるという点で100%正確には受け取れるとは限らないからです。

 


たとえば「自立」という言葉も「精神的な自立まで指しているのか?」、「経済的な自立まで指しているのか?」はチャネラー側であろうと受け取る側であろうと関係なしに解釈が分かれます。


チャネラー側が「経済的自立までは含まない」という意図で伝えていても受け取る側は「自立は経済的自立まで必要」という信念を持っていればそこで解釈が異なってしまいます。


チャネラー側が「経済的自立までは含まない」という部分も伝えておく、あるいは「自立」という曖昧な言葉は使わず、「精神的自立」という感じに伝えれば受け取る側ももう少し正確に受け取れるでしょうが、この辺はチャネラー側の言語能力等によって左右されます。


受け取る側も都合の良い解釈をされる方もいらっしゃるでしょうが、視野の幅の広さや理解力等が人それぞれ異なるのでこの辺も難しいところです。


結果的に同じことを伝えていても表現の仕方によってはマイナス的に感じてしまったりということもあるので結局は相性・・・チャネラー側の解釈というか感覚が似ている方のチャネリングメッセージを聞くのが一番、正確に受け取りやすいのかもしれません。

また、これが海外のチャネラーさんとなると通訳してくださる方の通訳の仕方も影響してきます。


私は海外の方からセミナーや個人セッションを受けることがありますが、通訳さんによって合う合わないがあると感じます。


これらのことはチャネラーに限らず、普段の会話やブログ等でも言えることですが・・・

 

私も普段から言葉の正しい意味を理解せず、感覚で使ってしまう癖があるのでブログのネタを書く際、google検索して言葉の意味とか漢字を調べることがありますが、それでもよくわからない場合は別の言葉に変えることもあります。

 

もっと言ってしまえば私自身、普段から言葉で表現すると何だか当てはめているような感覚になり、違和感が出てしまうことがあるのでそこから言語化表現に苦手意識を感じるのかもしれません。

 

 


ちなみに以前、「口下手でもチャネラーは出来ますか?」という話を聞いたことがありますが、それは関係ないとのことでした。


言葉を使って伝えるのであれば口下手よりも自分のチャネリングがどういう意図で伝えているか?をいかに正確に表現できるか?ではないかと私は思います。


語彙力を増やした方が良いとも聞きますが、あまり聞きなれないような難しい言葉を使うと受け取る側はそこで躓いてしまうので誰もが知っている簡単な言葉で表現する方が理解されやすいと思います。


この辺はチャネリングだけでなくどんなことにも言えることです。


そもそもチャネリングは「話す」だけではなく、「文字で書くこと」で伝える方もいらっしゃいます。


また、言葉ばかりでなく、「アート(絵を描く)」で伝えるという方もいらっしゃいますし、「ダンス(踊る)」で伝える方もいらっしゃいます。


この辺も好みだと思います。