タイトルのようなことを時々思います。
昔、感情的になってしまうところがあることを上司に指摘され、「自分が嫌だと思うことを他人にやるのか?」と言われたことがあります。
しかしその上司自身も感情的で人前でも平気で怒鳴ったり、機嫌が悪いと感情むき出しで部下に対して不機嫌な対応をしていたのです。
自分だって人のこと言えないじゃん・・・
まさか上司だから許されるってことないよね???
類は友を呼ぶのか、この職場は感情的になりやすい方が多く、モノに当たったり、仕事のできない後輩には一切口を利かないという方もいらっしゃったのですが、それに比べれば私はまだ可愛い方だったと思います。
今となってはあまり感情的になるような方には出会わなくなってきましたが、色々な方と接するにつれ、タイトルのようなことを言う方は同じことをしていても気付いていない、自分のことを棚に上げて話しています。
なのでこのようなことを言われても必要以上に気に病む必要はありませんが、だからと言ってそこを責めても論破されるだけなのであまり関わらない方が良いです。
「自分が同じことをされたら嫌でしょ?」というのは確かに理解できますが、だからと言って完全にそのように対応できるか?と言われると私は自信ありません。
自分でも気付かず、無意識に嫌がることをやってしまうということもあるかもしれません。
それは多かれ少なかれ、誰しもあると私は思います。
しかしだからと言ってそこの恐怖におびえていたら何もできなくなりますし、粗探しのように反論してしまうとお互いの関係がますます悪くなります。
じゃあどうすれば良いんだろう・・・って考えてしまうことがよくあります。
私は「自分がそうなったら嫌でしょ?」と伝えられるよりも「自分がそうなったら嫌だし・・・」という伝え方っていうか、さりげなく言うって感じの方が不快感を感じません。
厳密には誰かに伝えているつもりはないのでしょうが、俗にいうIメッセージと言って主語を「私」にして伝える方法ですね。
ただ、この伝え方では伝わりにくいというデメリットがあり、文章で表現する場合は特に難しいです。
しかしYOUメッセージ(今の例で言う「嫌でしょ?」という伝え方)の伝え方であっても不快感を感じ、伝わらない・・・響かないこともあるのでどっちを使っても一緒なのかもしれません。
この辺も「自分にとってどっちが心地良いか?」で判断しても良いのかもしれません。