The Space of Truth

自分なりの考え方等を綴っています。

ヒーリングは介護される側よりもまずは介護する側の方が必要

私の父はパーキンソン病歴20年近くになり、最近では一人での遠出は困難になりました。


そんな父にも手の空いているときにレイキ等のヒーリングをやっていますが、介護をしている側の方がヒーリングが必要だとつくづく感じます。


私の母の場合、家のこと全般プラス介護・・・女性より力のある男性を介護しているので心身ともに負担がかかっているとずっと痛感していました。

 


パーキンソン病の症状として突然歩けなくなったり、震えの発作が起きたり、転倒しそうになったり・・・ということがあり、調子が悪いと目も手も離せないということもあります。


恐らくパーキンソン病という病気を知らない方は突然震え出す姿に驚かれたり、「薬でもやっているんじゃないか?」とかと思うかもしれません。


また、うまく発声できず、特に夕方になると話が伝わらないということも多いです。


私も父の話はよ~く聞かないと聞き取れませんが、母よりは聞き取れるので私が通訳することも度々あります。


最近は言語聴覚士の方と言語リハビリをするようになりましたが、父の場合、会話だけでなく、震えの影響で何かを書くことも困難なので話せなくなったら手話とかタブレットを覚えるしか他に方法はないかと思います。

 


介護をされている皆さんも色々と大変なことが多く、イライラしたり、発狂したくなってしまうこともあるかと思います。


不謹慎ながら「早くお迎えが来てほしい」と思ってしまうこともあると思います。


これは自分の家に実際、介護者がいる家庭の方でないとわからないと思います。


ここ数年、介護者が言うことを聞いてくれず、介護する側が殺してしまったという事件をよく聞きますが、決して他人事ではないと思っています。

 


介護は身体だけでなく、心も元気でないと家庭内でぎくしゃくしてしまい、共倒れになります。


もちろん介護される側にもヒーリングは必要ではありますが、まずは介護する側の方が必要なのです。


それから介護は大変なことも多いですが、あまり深刻に考え過ぎると心身ともに良くないのである程度のいい加減さも必要です。


ヒーリングを受けることによりものの見方が変わり、介護の負担が軽くなるという現実に出会えるかも・・・いえ・・・かもじゃなくて出会えるようになるんです!

 


私の父は今現状では認知症や寝たきりまでにはなっていませんが、進行性の病気なので今後どうなるかわかりません。


今後のことを受け入れる余力を持つという面でも介護をする側にヒーリングは必要と私は思うのです。


母には父よりも早くヒーリングをやっていますが、以前よりもあらゆる面で余力が出て来ている感じがします。


そして私自身もだんだんと余裕が出て来たり、あらゆることで少しずつ受け入れられるようになりましたが、特に父にやるようにになってからはますます変化が出て来ました。

 

 


それから介護は家族内だけで頑張らず、介護サービスをどんどん利用した方が良いです。


市の包括センターに相談すれば杖や車いすを借りることができます。


介護保険を利用すれば介護用ベッドやトイレはかなり安い料金でレンタルできます→これ、もっと早く知っていれば・・・と思いました。


また、デイサービス等を利用することで介護から解放される時間を作ることも大事です。

 


私の家も半年ぐらい前から介護サービスを利用するようになりましたが、頼る前と今では本当に環境面が変わりました。


家族間でぎくしゃくすることが減り、会話も増えました。